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2004/06/24(木)
「杏とさくらんぼ」


夕方、父がお庭の杏の木の実を収穫したのを、
ジャムにするため下拵えをしていた。


真ん丸にオレンジ色に良く熟した杏の実の皮をむき、
真ん中にある大きな種をくりぬいて実だけにする。

そんなひたすら単純な作業をひとり黙々と続けていた。

下拵えが済めば、
あとは母にバトンタッチ。

明日の朝の食卓に、
自家製杏ジャムが並ぶのを待つのみだ。

なんでもそうだけど、
自分が手を施したり、
マシテや自宅のお庭でなった実を調理して食べられるのは贅沢だし、
味わい深いものがあるものだ。

そんな父の趣味で、我が家のお庭は
所狭しと果樹が植わっている。

杏もその中のひとつ。

春先は白い可愛い桜にも似た花が、
私の部屋のちょうどすぐソバで満開に咲いていた。

杏ジャムの出来上がりを待つ傍ら、
今朝山形から届いたばかりのさくらんぼを頬張りながら、
甘酸っぱい果実の季節にほんのり気持ちまで
ピンク色に染まるようなそんな錯覚さえ覚えつつ。。

旬の食べ物を美味しく頂ける幸せをひしひしと噛み締めてみた。

そんな1日だった。